お客さん、不快な思いをする

ボクは午後から出張だった。午前中に受け付けたお客さんに必要なブツを指示して、午後に訪問があっても大丈夫なように同僚に言付けて発った。しかしそれは果たされなかった。

ボクは最も簡単な方法を伝えた。しかし午後の訪問でお客さんが聞いたのは、最も適切な方法だった。どちらが悪い訳でもない。けれども、お客さんは混乱し、不快になった(ようだ。ボクは出張でいなかったのだ)。

こちらの意見としては間違ってない。しかしお客さんに不快な思いをさせてしまったことは大変申し訳なく思った。電話をかけ、「申し訳ありませんでした」と誤った。ボクがどうこう、という問題ではないのだ。サービスとは奉仕する側が犠牲になるものだから。もちろん、犠牲にならずに与えられるものもあるのだけれど。