すべての雲は銀の…(村山由佳)

兄に恋人を奪われた主人公が田舎で生活し、何かを見つけ出していくという話。どうしてここまで男が書けるのだろう。村山さんの取材力はすごい。最後はもうちょっとなんとかなって欲しかったなぁと思いました(結局結論は出ているのだろうか?)。ただ自分にしんしんと降り積もる物語というのは間違いないです。読んで良かった。