酒に全力で飲まれる

2005年1月13日木曜日、気がついたら合コンのような舞台で飲み会が始まっていた。1次会はなんとかまともに終わった…と思っていたが、実はかなりひどい状態だったようだ。2次会に予定したカラオケは都合によりキャンセルした。女の子もいなくなり、ボクは友人と2人でスナックへと出掛けた。その後もう1軒飲みに行く。帰りのタクシーに乗る。ポケットを漁る。…鍵がなくなっていた。ちなみに家の鍵と車(キーレス機能付き)の鍵である。
タクシーで飲み屋のあたりまで引き返す。やはりない。とりあえず帰宅、といっても鍵がないので家の中に入れないのだが。う、帽子もかぶってないぞ。ピンポン、しかし家の者は眠っていた。なんて愚行なんだ!もう1台の車(たまたま開いていた)で眠る。結局家に入れたのは6時半。睡眠時間1時間で仕事に向かう。
2005年1月14日金曜日、仕事を執行するボクのコンディションは最悪だった。「顔が白いよ」(係長)「息が酒臭い」(主査)とのありがたいお言葉を頂戴しながらやっていた。朝のうちは嘔吐感をこらえ、睡魔と戦いながらの仕事であった。昼休みに食事(なんとか食べられた)を摂り、机に伏す。辛うじて回復。「もう帰った方がいいんぢゃないの?」(先輩)「いや、大丈夫です」(ボク)。係長と主査が出張してるのに、ボクまで退席する訳にはいかないではないか。まぁ、夜に飲み会があるから、それに行けなくなるのがイヤだ、という理由もあったのだけど。昼の仕事は無難にこなす。
心当たりに電話をかけたが、見つかったのは帽子だけだった。キーレスエントリーのない車、というのは大変不便である。後部座席から荷物を降ろす、というだけでも運転席ドアにキーを差し込んで操作しなければならない。やれやれだ。この度にボクはこの愚行を思い出すであろう。戒めのようなものだ。
金曜日の飲み会は主催者がいつもどおりにハイテンションだったことを除けば、酔いも心地よく楽しく飲めた。帽子はスナックに忘れていた。みずきちゃんかわいいよ。その飲み会は4次会になったのだけど、1人で行って飲んだせいかかなりそこでよってしまった。でもなんとか帰れるレヴェルではあった。
考えてみると、よく1時間でこれだけの行程をこなしたなぁと思う。おかげで今日起きたのは11時でした。