「ダ・ヴィンチ・コード」読了

上下巻読み終わりました。上下巻読むのに1か月かかりましたが、面白くなかった訳ではなくて、寝る前しか読んでなかったからです。しかし本の中では1日かかってない、という不眠な話なんですね。主人公にラングドンというおじさん(映画化に際してはトム・ハンクスがキャスティングされるだろう、という話だ)、ヒロインにソフィーという30前後のねえちゃんおばちゃん。この2人が謎を解く!とう話です。キリスト教を深く掘り下げたプロット、散りばめられた暗号(ダ・ヴィンチが仕組んだ暗号と殺された人が遺した暗号、2種類ある!)の精緻さは「よくできてるなぁ」と驚嘆せずにはいられません。その代わりといっちゃーなんですが、ラングドンとソフィーの男女の機微といったことに関しては期待はずれでした(苦笑)。
ボクはあんまりミステリー系は読まないのですが、結構良くできてたと思います。しかしこのテの話というのはただ面白いだけで、明日からの自分の人生に何かプラスになるものが反映されるかというとそれがないのが残念です。
つまり、面白いけど何も残らない話でした。