「きみに読む物語」を鑑賞する

突然という訳ではないが、2月5日に映画を観に行こう、ということになった。何を観に行くか、ということが問題になってくるのだけど、「アクション娯楽大作」はパスで、何か心にささやかに残るものにしようと思ったら、この作品が丁度封切りになるというので、これにした。「泣ける恋愛モノ」、悪くない。
映画が始まったら、原作者のところに「ニコラス・スパークス」の名前がクレジットされていた。この時点である程度の感動は確約されたといっても過言ではないだろう。てゆーか、映画リサーチの段階でそれを見落としていたというのがボクのウカツさである。ニコラスさんは「メッセージ・イン・ア・ボトル」の原作者なのだ。ボクはその本を初版で買い、とても感動したものだ。しかし後に映画が公開されるも観に行く機会を失い、いまだ観ていないという(苦笑)。
で、映画そのものは大変良かった。鼻をすする音が館内のあちこちから聴こえ、静かで圧倒的な感動がボクたちを包んだ。「うーん、良かったねぇ」。ということしか言えない。
家に帰って「メッセージ・イン・ア・ボトル」の解説を読んでみると、「The Notebook」(きみに読む物語)はニコラスさんのデビュー作のようです。