「海底6マイル」についての私見

http://www.hatena.ne.jp/1120494384
C-999」(シースリーナイン)というバンドの曲なのですが、タイトルにつられて買ってみました。「しんかい2000」とか「しんかい6500」とか「かいこう」とか海底探査機が好きだったんです、ボク。しかしジュール・ヴェルヌ先生の引用(だろう)でありつつも「6マイル」という確かに存在するリアリティを打ち出したこのタイトルは素晴らしいと思います。名前って大事ですね。もともとこのバンドもかつては「undercover」と名乗ってたそうです。
で、肝腎の音の方ですが、バンプオブチキンとの比較を容易にさせてしまうアンサンブルです。しかし曲のテーマが「僕は自分(ボク)か?」という自分探しであるため、表現自体は成功しています。
むしろ曲の構成が「基本3拍子、サビだけ4拍子」というのが大変面白いです。ラルクの「THE NEPENTHES」という曲みたいです(メロは全然違うけど)。それをバンプが歌っている感じです。はっきりいって商業ベースに乗っかってもおかしくないクオリティだと思うのですけど。
タイトルにつられましたが、結構良い買い物でした。