石田ショーキチ「BLACK BIRD」についての私見

京都・磔磔のライヴに行ってきました。元々プログラミングを当たり前に使っていた楽曲群をキーボードすら無しで演るということで、太陽道路のイントロがヘビメタになったりしていました。

「作品が仕上がった瞬間のわずかな悦楽の時を除いて、音楽家という職業が楽しいと思えたことは一度もありませんでした。」という石田さんのコメントを見たのはスクーデリアの解散のときでしたが、こないだは本当に楽しそうでした。それがオフィシャルの日記からも伝わってきました。音楽を演ることが楽しそうで、本当に良かったと思いました。
あと、「『PHOTOGRAPH』を生で聴いたのは11年ぶりだよ!」と言おうとしたのですが、隣で飲んでた人はハタチだということでその言葉を飲み込みました(苦笑)。i'd left the words in my mind.

てな訳で、会場のみの発売となっていた新曲についての私見です。iTunesに取り込んでも曲名が表記されたので、一応商品としては成立しているようです。値段書いてないけど(苦笑)。
これについてもライヴ同様、ノーキーボードでラフな(正直いうとデモのような)アレンジになっています。やっているのはディスコビートなので、TRICERATOPSみたいです。しかしメロディーラインの起伏などにはきっちりとイシダ印がついていて、素晴らしいです。我々はそれが好きなのだ。
あとサビが「Dance!」で始まるのですが、こういうのってEW&Fの「ブギー・ワンダーランド」、ジャミロクワイの「キャンド・ヒート」とか名曲が多いんですよ。これもそれらに比肩するものではないかなぁ、と思います。将来きっちりアレンジを練り直してメジャーでリリースしてくれますように。もったいないです。