第１回阪神カップ（GⅡ）

◎コートマスターピース（ペリエ）
○シンボリグラン（柴山）
▲ステキシンスケクン（ルメール）
△コスモシンドラー（武幸）
×プリサイスマシーン（安藤勝）

基本的にはスワンＳとマイルＣＳを戦ってきたメンバーでの再戦となるだろうと考えた。普段から別ローテ組は積極的に取り上げるようにしているのだけど、休み明けだったり近走不振だったりで食指が動かない。ＧⅠ馬も同斤で走ることができる定量戦なので、格の高いレースを戦ってきた馬を評価したい。
さて、このレースの予想を組み立てるときに２つの大きな出来事が土曜競馬であった。１つはプリサイスマシーンの騎手変更であり（松岡→安藤勝）、１つは阪神10Ｒでの福永騎手に対する騎乗停止処分である。
まず１つめは単純に鞍上強化として捉えたが、問題は他方である。JRAは今回、香港で騎乗停止処分を受けた武豊騎手に対して騎乗停止期間を有馬記念（ディープインパクトの最後のレース）以後に設定するという処分を下した。香港当局の処分をそのまま適用したのであるが、問題は「今週日本で騎乗停止を喰らったらどうなるか？」ということである。やはり福永（有馬ではアドマイヤフジに乗る筈だった）と同じく有馬に乗れないことになるだろう。それを回避するために、武は無難な騎乗しかできないのではないか…と穿ってみた。
この２つによってマイルＣＳ４着のマイネルスケルツィ（武豊）を無印にして同６着だったプリサイスマシーン（安藤勝）を上位に取ってみた。馬券が当たる云々はもちろんだけど、この２頭のサシ馬（脚質、ということではなくてどちらが上位かということ）という点でもこのレースを楽しみたいと思う。
てな訳で叩き２走目のペリエに本命（出遅れないでくれ！）。最近柴山騎手が手の内に入れてきたともっぱらの評判の○、マイペースが恐い直線の坂が大好きな▲、上がり馬で小倉のお友達の△。あと前述の×。