FreeTEMPO「SOUNDS」についての私見

FreeTEMPO4年ぶりのフルアルバム。といってもいろいろリリースが挟まっていたので、久しぶりという気はせず、ようやく本腰の入った長編が聴けるなぁという感じです。
すごいと思ったのはbirdに英語詞を歌わせたことです。たぶんこの人の歌詞はいままで全て日本語で、英語が出てくるのはタイトルだけという彼女だっただけに驚きでした。
あと全体に関しては、表題にあるとおりサウンドを重視したつくりになっています。ミニマルな構造で反復によって高揚感を生み出す、というのが旧作に比べて強調されています。それと残念なことに、仙台の友達のblanc(メイナード・プラント)がヴォーカリストとして参加していません。MONKEY MAJIKが売れたからというのは関係ないだろうけど…やっぱり聴いてみたかったなぁ。しかし相変わらずの(ミニマルに対してこの上ない褒め言葉だろう!?)好盤でした。