映画「スウィングガールズ」についての私見

今年はジャズの年だ(This is the Year of the Jazz!)、と決めていたボクにとって、映画「スウィングガールズ」のニュースは喜ばしい驚きだった。しかしボクは映画館に足を運ぶことがまれな人間であり、自分の意思ではここ6年そうしてないのだ。

しかし8月のうちにサントラを買っていた。ジャズのスタンダード・ナンバーが多く入っているからだ。そして昨日、暇な時間ができたのでもし映画館が満員でなければ観よう、と思っていた。こんなクソ面白そうな映画、満員であるのが妥当であるからだ。

けれども満員ではなく、ボクは映画館に入ることになる。


映画自体は期待以上のできだった。少年少女を題材に据える時点でおいしいのであるが、取り扱うのが音楽であるということ。ズルイ。おかげで今日もハウントされている。

上野樹里:彼女はいい役者さんである。サックスもいい音だった。深津絵里の系譜を継げるかもしれない。

貫地谷しほり:良かった。トランペットもよくがんばったのだろうな。佐藤仁美の系譜だ。

本仮屋ユイカ:なんとも清冽。彼女の透明感は実になつかしいものだった。

そんな感じ。家にグッズの何かを置きたくて仕方がない。せめてオフィシャルに壁紙が落ちてればなぁ〜。