菊花賞について

枠順

(1)1オペラシチー    57佐藤哲
(1)2カンパニー     57柴 原
(2)3グレイトジャーニー 57小 牧
(2)4スズカマンボ    57安藤勝
(3)5ホオキパウェーブ  57横山典
(3)6シルクディレクター 57熊 沢
(4)7エーピースピリット 57吉田豊
(4)8ケイアイガード   57松 永
(5)9トゥルーリーズン  57四 位
(5)10ハーツクライ    57武 豊
(6)11ストラタジェム   57福 永
(6)12ブルートルネード  57池 添
(7)13コスモステージ   57小 池
(7)14ハイアーゲーム   57蛯 名
(7)15コスモバルク    57五十嵐冬
(8)16ブラックコンドル  57赤 木
(8)17モエレエルコンドル 57田中剛
(8)18デルタブルース   57岩田康

見解

未知の距離に挑む、という点においてはオークス並に予想の難しいレースとなっている。施行時期が2週間はやまってからは、荒れる傾向も出始めている。どうなるか判らないけど、なんとか考えてみたいと思う。
今回上位争いをすると思われるのは①④⑤⑧⑩⑭⑮の7頭と考える。他の馬は根本的に力が足りない。展開としてはコスモバルクがかかり気味に先行するというミドル〜ハイペースを念頭において予想していく。
①は佐藤哲三騎手が「タップダンスシチーの後継に」と意気込んでいる素質馬らしい。前走の朝日CCでは超スローペースで瞬発力を発揮できず7着に敗退し、デビューからの連勝は3でストップしたが、まだ底知れない魅力を感じる。×。
④は昨年優勝の安藤勝己騎手がまたがるが、実戦初騎乗が京都3000mでうまくいくかどうかは疑問である。⑩にことごとく負けている点からも押せない。無印。
⑤については潜在能力を評価する点においては①と似ている。プラスポイントは横山典が乗ること、マイナスは関東馬であることであるが、金子オーナー+横山典という組み合わせなのでとりあえず買いだろう。岡部も「カーネギーの代表産駒になれる」という微妙な(苦笑)太鼓判を押していることだし。▲。
⑧は調教がすごく、そして馬券にからんでいる。父デヒアのため距離不安だったり、松永幹夫騎手が牡馬GⅠで成績が悪い、とマイナスポイントもあるが、順調さは素直に評価したい。△。
⑩はダービー2着馬で京都新聞杯勝ち馬である。前走は3着に敗れたものの、今回は上積みも見込める。武豊(最近調子悪い気がする)が乗るため人気もするだろうが、切ることはできない。○。
⑭はダービー3着馬で青葉賞勝ち馬である。ダービーは悲しみの王様・キングカメハメハに真っ向勝負を挑んでのものであり、前走オールカマー4着は小回りでギクシャクしてしまってのもの。SS×ローソサイエティの配合、前走中山2200mで4着→主戦蛯名へのスイッチ…マンハッタンカフェを思い出すのである。蛯名騎手は思い切った騎乗ができるので、この馬を一番買う。◎。
⑮は実績最上位であるが、2000mがベストディスタンスであると考える。五十嵐冬樹騎手も京都3000mの経験は少ないし(ひょっとしたら無いかもしれない)、人馬ともにイレ込むケースも考えられる。無印。

買い目

⑮を切るなど、リスクを背負う買い方となってしまったが、⑭から⑩⑤⑧①を馬連で。