救命病棟24時(第3話)

「この話って、SFっぽくないけどSFなんだよね」と思いながら観ていた。「もし東京に大きな地震がきたら、そのときどうなるのだろう?」という十分起こりうる、しかし今は仮定でしかない条件を提示し、それについて物語を繰り広げる。かつて椎名誠は「ネタがない、いっそ文字なんかなくなってしまえばいいのに! …そうだ!文字がなくなった世界の話を書こう!」ということで1つの話を書いたらしいが、なんかそれを思い出した。ちなみにボクは椎名誠、「岳物語」を挫折してしまい、それ以来読んでません。
このドラマについては極限の状況を見せつつ、そのときに見せる人間の本当の優しさを描くというのがよくできていると思う。役者さんもすごいと思います。