ラブストーリーについての私見

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この映画に関しては劇場公開前から気になっていた。この監督の前作である「猟奇的な彼女」も面白かったし、「時を超えた愛の奇跡」というコピーからして普遍で秀逸、絶対観るべき価値のある作品だと思っていたのだ。しかし機会はなかなか訪れなかった。この映画は1人で劇場に足を運ぶ作品ではないと思ったのだ。結局1週間レンタルまで待つこととなってしまった(微苦笑)。
映画は予想以上に良い出来だった。1週間レンタルは正解だった、もう1回観れるから。主演のソン・イェジン嬢は…かわいい(笑)。
とにかく話はボクの個人的な回想を、感情を巻き添えにしてとうとうと流れていった。特にボクが惹かれたのはジュナ(男)がジュヒ(ソン・イェジン)のピアノを聴きに行くシーン。ジュヒはジュナが聴きに来ることを知らず、ステージの上で初めて知る。演奏が終わり、ジュヒは急いでジュナを探しに行く。ジュナは待っていた。ジュヒはジュナを見つけた。
…ボクもあのとき待っていればどうなっていたのだろうか、と思った。あのときにこの映画を観ていれば、ボクは待っていただろうか?しかしそれはタラレバの話である。
こういう話が大好きなボクはまだまだ情感豊かなオトナだなぁ、と思いました。