フジファブリック@福岡ビブレホール

「ついに福岡でもワンマンライヴができるようになりました!」
という志村のMCが途中5、6曲終わったところで放たれた。そして中盤での長めのMC、終盤でのメンバー紹介(金澤面白すぎ)、そして終幕へ…。
このバンドはものすごく練習しているな(特に基礎練とか地味にして確かな練習)と感じた。最初の方はレコード通りのパフォーマンスで、どうやってG.P.(ゲーペー)後の最初の音を出したり、アッチェルをかけているのかと観ていたのだけど、特にアイコンタクトをする訳でもなく、「十分練習はしてますよ」といわんばかりにそれぞれが自分の役割を果たしていた。まさにクラシックアンサンブルのよう。しかしフロアでは人々が跳ねる!
MCが何回かあってくると緊張から解放されたのか、アドリブも交えてのロックバンドのアンサンブルへと変容した。これもまたすごい!ロックバンドはてきとーにテンションでごまかす傾向があるのだけど、このバンドは安心して観ていられました。深い叙情性、凝った演奏…今後も注目です。