宝塚記念の感想

△1着スイープトウショウ(池添)
×2着ハーツクライ横山典
○3着ゼンノロブロイデザーモ
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◎7着タップダンスシチー佐藤哲

タップダンスシチーが4角でコスモバルクをまくり、直線に向く。外にはリンカーン。…伸びない。これによってボクの宝塚が終わっていってしまった。
タップが最強の競馬を見せることが予想の要だったので、今回の結末は大きな驚きだった。佐藤哲三騎手は「タップにいかに気持ちよく走らせてあげるか」というのが最大の課題と常々言っていたのであるが、タップの能力を十分に出すことができなかったようだ。前哨戦の金鯱賞でぬるい競馬をしてしまったからかもしれない。
1着スイープトウショウはゲート難をクリアして中団から見事な切れ味を発揮し、文句のない女傑の誕生となった。2着のハーツクライ武豊より横山典の方が手が合うようだ(どっちも勝てないのでひょっとしたら安藤勝がベストな選択肢かもしれない)。しかし厩舎の先輩・ツルマルボーイと同じ結果となってしまった。1・2着ともまだ4歳。これからの活躍に大いに期待したいものだ。3着ロブロイは4角で前が一瞬詰まったそうだが、それはコースロスなく回ることとの相殺で仕方がない。やはり完調でなかったのだろう。