「1リットルの涙」第3回

出張は人の話を聞いているだけ。レジュメも判りやすく(といっても今の仕事を始めて1ヵ月経ってないから、専門用語は判らない)楽チンでした、というのは面倒なことをすべて明日に放り出した者の弁。だって戻ったら終業だったんだもん。

閑話休題
この話は「人が死ぬ話」ではなくて「死を目前にした人がどう生きるかという話」なんです。その点では「僕の生きる道」と同一テーマではないかとふと思った。ただ「1リットル」は実話である点が違いますけど。
沢尻嬢の演技ですが、すごいですね。「パッチギ!」のときに井筒和幸監督にまったく怒られなかったという逸話がこないだの日刊スポーツに載ってましたが(先週触れた秋華賞の日の芸能欄のヤツ)、笑って怒って悲しむというその表情がすばらしい。これからも期待できます。
相方は「がんばっていきまっしょい」の錦戸亮氏。さすがジャニーズ、安心して観てられます。
面白いというには不謹慎だが、目が離せない。なんとも奇妙な(weird)話です。涙腺がゆるみっぱなしなのが自分でもよく判りません。
今回のハイライトはレミオロメン3月9日」を合唱で歌うというものでした。いや、良かった。レミオロメンについては「アカシア」という曲が良くもなく悪くもなくだなぁと思ったことと、小林武史から「エーテル」という十字架を引き継がされた印象しか持ってなかったのですが、これはいい曲だなぁと思いました。もっとも「ですます調」で叙情性を増幅させた曲を高校生の合唱という感性豊かな形態でやられるとやられるのは必定なんですけど。