ナリタトップロードが死んだ

http://www.jra.go.jp/info/0511/20051107-narita.html
ボクがこのニュースを知ったのはついさっきでした。昨日の夜から「人間関係って難しいよなぁ、なんでこんなに面倒なのかなぁ」と思ってたら急に「Where The Streets Have No Name」が頭の中を流れてきて、「♪I want to break down the walls / That hold me inside」(あの壁を壊したい / 僕を内に閉じ込めているあの壁を)という歌詞を思い出しました。昨日のタイトルの「ブレイク・ダウン・ザ・ウォール」はそこからきていました。ただそのことには何も書きませんでした。それ以外に書いたら、本質から遠ざかる気がしたからです。
家に帰って菊地成孔のサイトをチェックしたら、DMBQのチャイナさんが亡くなったことについて触れられていました。衷心から哀悼の意を表すとき、不謹慎を承知で書かなければいけないことは仕方のないことでしょう。周りもそれを汲まなければいけない。読まなければいけない。大事なのはその言葉ではなく、その言葉がもつリアリティなのだろうね。
そんなことを思いながら「危険なアネキ」の第4話を観ていました。2番目に好きな曲が「アルビノーニアダージョ」って、その曲そんなに有名なのだろうか。ボクは大学で楽団入るまで知らなかったぞ。
そしたら友達から「トップロードが死んだ」というお知らせがきました。ボクはつまらないことで悩んでいる場合ではないな、と思いました。
トップロードがクラシックを走っていた頃、ボクは競馬から少し遠ざかっていました。それでも菊花賞は参加して、トップロードとテイエムオペラオー(以下オペラオー)の馬連、押さえにアドマイヤベガから少しずつという面白くもなんともない3頭ボックスで的中させました。「トップロードえらい!」とそのとき思ったボクは、オペラオーの方が強いことがわかっていたにも拘らず、トップロードから馬券を買い続け、はずし続けました。
雨がダメなのにGⅠになると雨にたたられたトップロード。3000メートルでは強かったのに、3200メートルと1ハロン長くなったら勝てなかったトップロード。本当にありがとう。もうちょっと馬券で世話になりたかったよ(苦笑)。とりあえず明日の人生がんばってみる。