第22回マイルCSが始まる

出馬表：http://www.jra.go.jp/g1/mile/race.html

予想

◎デュランダル（池添）
○サイドワインダー（松永幹）
▲ラインクラフト（福永）
△ローエングリン（横山典）
×アズマサンダース（藤岡）

枠順が出る前は○と▲の印は逆でした。
ポイントはラインクラフトが１枠１番という最悪のところに入ってしまったことです。福永騎手は内から馬を捌くのが下手で（情熱大陸で北橋師が福永のことを「優しい」と表現したのはそのことかもしれない）、スプリンターズSでのサニングデールとビハインドザマスク、２年前のマイルCSのサイドワインダーとスポイルしまくってきました。
しかし思い出したのが今年の平安Sのヒシアトラス。うまくいったのかもしれないけど、最内を詰まらずにするすると抜け出しました。他人の不幸を祈るのは自分の予想に反するので、１ランク落とす程度にとどめました。
かわりに昇格したのが○サイドワインダーです。２年前の１番人気馬ですね（笑）。７歳ですが、前走のスワンSで、骨折明けにもかかわらず２着に入りました。彼自身これまで1400メートルで連対したことはなくて、得意の1600メートルに距離が延びる今回はいいところに行くのではないかと期待しています。牡馬でのGⅠに実績のない松永幹への乗り替わりが正直いって不安材料ですが、外枠も良いので丁度ラインクラフトと印が入れ替わることとなりました。
△ローエングリンは今年もマイラーズCを勝っており、さほど実力が衰えた訳ではないと思います。安田記念に３年連続出ているのにマイルCSは始めて、というのは意外な感じもしますが、横山典は京都競馬場のGⅠをすべて勝っている京都巧者であり、十分可能性はあるでしょう。
×はアズマサンダース。京都牝馬Sの勝ち方が忘れられません。２年目の藤岡騎手ともども注目でしょう。
そして本命は３年連続でデュランダル。コース展開馬場状態、いずれも関係なく突っ込んでくる近年最も成績の安定した馬です。しかし追い込み脚質のためか、いつも評価が低いのです。連覇のかかった昨年も高松宮記念２着、スプリンターズS２着で臨みながら単勝が270円もつくという（苦笑）。今年は２倍つけばいいかなぁ、と思ってます。がんばれデュランダル。