首都圏、大停電

http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20060814k0000e040072000c.html
いま仕事の昼休みに「キャッチャー・イン・ザ・ライ (ペーパーバック・エディション)」を読んでいて、寝る前には「翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)」を読んでいる。後者は前者の副読本のようなものだけど、そこにはサリンジャーの「コネティカットのひょこひょこおじさん」という短編が映画化され、「愚かなり我が心(My Foolish Heart)」というひどい出来の映画になった、という話があった。それ以来サリンジャー(相当な偏屈オヤジのようだ)は映画化に首を縦に振らなかったそうだ。
てな訳で「My Foolish Heart」…大停電です。
映画「大停電の夜に」の元ネタとなったニューヨークの大停電は約6000万キロワットが止まり、約7200億円(!!)の経済損失が発生したそうです(「大停電の夜に」映画パンフより)。今回の東京は約216万キロワットということですが、まぁ数百億といったことでしょうか。単純比較しようと思ったのだけど、石油の価格や都市生活が違うので一概に計算できない気がします。
てな訳で当然ながら東電がクレーン船側に賠償請求をするという話も出てるようです。どうなることやら。