松浦理英子「犬身」についての私見

朝日新聞の書評がネタバレかと思ったらそうではありませんでした。「冷静と情熱のあいだ」で江國版の最終章で終わりかと思ったら辻版の最終章があった、そんな感じでした。
500ページを超す作品ですが、実にポップに書かれていて長さを感じませんでした。「あの人の犬になれたら」という願望を描き、叶い、でも楽しいことばかりではなくって…という話です。面白かった。また7年後に会いましょう!