第52回有馬記念の展望

クリスマスと有馬記念はワンセットですねぇ。とりあえず有馬記念のヒントを自分に言い聞かせる意味で書いてみたいと思います。

まず1番人気が予想されるメイショウサムソン武豊)ですが、前走「内外の差。1番人気だったので外を回すしかなかった」と言ってました。つまり、今回も外を回してしまうのではないか、そしてまたポップロックに先着されてしまうのではないでしょうか。それ以外に番手追走という方法があるのですが、ペリエならともかく、武はそれをしないでしょう。しかし春秋天皇賞連覇など現役屈指の実力であることは確かです。秋天1→JC3はシンボリクリスエスと同じです。
ついで昨年2着(1着はディープインパクト)前走JC2着のポップロックですが、こちらはG1未勝利とはいえ安定感のある強さは衆目の一致するところでしょう。課題は秋4戦目というローテーションですが、ゼンノロブロイペリエでこなしたことがあります。
昨年3着のダイワメジャーは安藤勝からデムーロに手替わりして臨みます。デムーロでは皐月賞を勝っており、これはマイナスでもなければプラスでもないかと思います。あとは昨年のパフォーマンス(距離をなんとかこなした)以上ができるかどうか。
昨年4着のドリームパスポートは騎手未定(岩田が空いてますが)。前走のJCは休み明けですが、激変があってもおかしくないのが有馬記念
3歳勢ですが、JCでの下位独占はアグネスフライトエアシャカールの世代を思い出させます(その世代にはアグネスデジタルタップダンスシチーがいるのだが)。ウオッカの4着は精一杯でしょう。そのウオッカにJpn1で負けなしのダイワスカーレットは引き続き安藤勝を確保しましたが、メジロドーベルファインモーションなど名牝が沈んできた歴史が頭をもたげます。ロックドゥカンブは未知の魅力がありますが、セントライト記念のパフォーマンスを中山で自在な脚質が使えると判断するか、所詮あの程度と判断するかでしょう。菊花賞は力負けではありません。