2007年度JRA賞、発表

http://www.jra.go.jp/news/200801/010801.html
最優秀3歳牝馬においてダイワスカーレットが275票でウオッカが14票であったのにかかわらず、最優秀父内国産馬においては、ダイワスカーレットが162票、ウオッカが123票と肉薄していた。2頭とも父内国産の3歳牝馬であり、短距離やダートなどのカテゴリーで分ける訳ではないこれらの投票においては、その評価は揺らいではならない筈である。
ところがこの様な結果になったのはなぜか。おそらくダイワスカーレットダイワメジャー(父サンデーサイレンスアメリカ産)の妹であり、ウオッカタニノギムレット(ダービー馬、日本産)の娘であるからではないだろうか。つまり、ダイワスカーレットダイワメジャーの半妹(異父妹)であり、父がアグネスタキオン(日本産)になっていることを忘れていた記者がたくさんいたと考えられる。競馬のことを記事にしてメシ喰ってる人達がこの程度の見識しかないと思うとげんなりさせられるけど、ビリーヴとダイヤモンドビコーのときの悲劇がかろうじて起こらなかったことを考えるとまだマシかなと思う。
そういえば今回は最優秀古馬牝馬コイウタが受賞したが、何よりもG1(Jpn1)を優先させたのは妥当ではないかと思った。馬券的にはサンアディユの方が相当貢献してるんですけどね(苦笑)。