村上春樹「1Q84」についての私見

この本は、中身がどういうものか判らないままベストセラーになった。ボクのように村上春樹の新刊(小説に限る)が出れば買う人もいるだろうけど、他の人々が内容が判らないまま買うというのがちょっと判らない。
ただ、フランツ・カフカ賞イスラエル賞受賞、あるいはノーベル文学賞ノミネートといったことがあり、彼の文学的な評価が高まったことがあるようだ。しかし、彼の本を読むというのは、「きわめて」個人的なことだと思う。ものすごく想像力を使う。「羊男」や「やみくろ」はなんなのだろう、と(これが何の象徴でしょう、とかいう国語の問題があったらぜひ見てみたい。解釈は人それぞれでオッケーな筈だし、ただ普遍的な解答があれば…ね)。
周りで読んでる人がいないので、ちょっと話をしてみたい気はします。
村上さん、いい本をありがとうございました。