UP AND AWAY

クライズラー&カンパニーの解散公演のライヴCD(UP AND AWAY)がレンタル店で見つかったので借りてみた。この解散のライヴはWOWOWで中継されて、ヴィデオは繰り返し見てきただけにCDは数年間欲しかったものの買う気が起きず、どうしようか迷い続けた一品だったのだ。iPodユーザーのボクはとくにパッケージされた商品が欲しい訳ではなく音が欲しかったので、今回の発見はありがたかった。ただ通っているレンタル店が配置替えを行ったところでラインナップされてたので、その配置替えのときに発見され、しかるべきところに収納された、という見解が正しいかもしれない。

このバンドで最も変態的だと思うのは、竹下欣伸のベースだろう。すごく旋律的(メロディアス)なのだ。この演奏においては葉加瀬のヴァイオリンはよくピッチをはずしており、好意的な解釈をすればエモーショナルな演奏である。それに比べ斉藤のキーボードはクールだ(本人は熱いのだろうけど)。TV中継では弱かったギターの音もバランス補正がされている。しかしツインドラムはさすがに映像でないと効果が判らない(耳音痴なだけかもしれんが)。車の運転にはナイスですね。タイスの瞑想曲には気をつけよう(苦笑)。