デュランダル、引退

http://www.sanspo.com/keiba/top/ke200511/ke2005112205.html
これほどの馬にもかかわらず、ニュースがサンスポしかないというのは不安だけど。来年7歳で、かつ高齢で短距離を走るというのは難しいことなので引退はしそうな気がする。
2003年のスプリンターズSにはびっくりした。小倉に来ていた頃から応援していたビリーヴ嬢の引退レースで、アンカツが必死で追っている所を大外から一気に襲ってきたデュランダル。その前走のセントウルS3着はとても目を引くものではなかった。「なんなんだ、デュランダルって!?ある訳ないぢゃん!」ボクはありえないと思ったことが現実に起こってしまったことに対してにとまどいを感じた。当時サンデーサイレンス×ノーザンテースト牝馬はGⅠを勝てないというジンクスが存在していた。活躍したといってもローゼンカバリー(GⅡ4勝)、ディヴァインライト高松宮記念2着)、ダイワルージュ阪神JF2着)というイマイチな馬ばかりだったのだ。自分の予想スタンスの一角が崩れたような気がした。
デュランダルの次走はマイルCSとなった。ボクははじめてのGⅠ生観戦で、競馬ブックに印を書き込みながらどれを軸にしてどれを相手にすべきかホテルでうんうん唸っていた。有力馬が五指に余るなか、結果的にデュランダルを軸にした。この根拠となったのが「あれだけ破れなかったジンクスを破った馬だ。これはスーパーな馬に違いない」という憶測だった。そして相手筆頭にファインモーション、あと節操なく全部で7点流した(だって本当に判んなかったんだもん)。結果1着デュランダル、2着ファインモーションという最高の結果となり、ボクは7万円勝った(元手は5千円)。これだけ勝つことはもうないと思う。
それから今日に至るまでデュランダルをずっと軸にし続けた。高松宮記念スプリンターズS馬連で少しだけ勝たせてもらった。連覇のかかったマイルCSでは「この馬は日本馬には負けない。負けるとしたらラクティぐらいだろう」という馬連重視のボクが馬連を買わずに馬券を組み立て、結果がしっかりついてきた(4万勝った、元手6千円)。
今年のスプリンターズS馬連のみ、そしてマイルCSでは豪快に外れてしまった訳だけど、あれだけ安定した追い込みを見ることができたボクは幸せだった。本当にいままでありがとう。今度勝ったときにぬいぐるみを買ってあげようと考えてます。ウチにあるぬいぐるみはクロフネだけなのだ。

上4枚は2003年マイルCSのものです。単勝11番810円、複勝11番280円、馬連11-18、3,240円、馬単11→18、6,920円。5,000円が78,250円になりました。この馬券を写したデジカメはそのお金で買ったものです。
下2枚は2004年マイルCSのものです。単勝7番270円、複勝7番130円、馬単7→15、1,590円。6,000円が49,700円になりました。当時友達の結婚式でレースを観ることができず、馬券も土曜日の朝にバタバタ小倉まで買いに行きました。

追記:よくみると2003年のは4,900円分しかない…あと100円何を買ったのだろう?