中山金杯、京都金杯

はやくも競馬が始まります。平日で馬券は買いに行けないので、めったに使わない電話投票からの参戦となります。金杯はサブタイトルが示すとおり、ニッカン(朝日)とスポニチ(毎日)のつばぜり合いです。高校野球だとあざとく見えるのですが(春は毎日主催、夏は朝日主催)、競馬だと「どっちもきちんと応援してるんだな」と思えるから不思議です(苦笑)。

日刊スポーツ賞中山金杯金杯・東)

ワンモアチャッター横山典
カンファーベスト(中舘)
マイネルレコルトバルジュー
アサカディフィート(後藤)
×ブラックカフェ(大西)

ハンデ頭が6頭(5歳以上57キロ、4歳56キロ)と実力が非常に均衡している。そのなかでもレコードメーカーの◎の走りは前々走は福島最終週の特殊馬場、前走は柴山が(もっとも他の騎手もだが)吉田豊のトリックプレーに引っ掛かって凡走と敗因がはっきりしている。秋天に出れたら穴人気したかもしれないだけに、この馬がきちんと能力を出すことができればいい勝負になるのではないか。鞍上は昨年同じペンタイア産駒(クラフトワーク)でこのレースを制した横山典
あとは休み明け2走目はとにかく走るカンファーベスト、中山のバルジューだけで恐いGⅠ馬マイネルレコルト、最近とにかく後ろから突っ込んでくるアサカディフィート、関東で唯一のダービージョッキーの渾身の騎乗が期待される軽ハンデのブラックカフェを買います。

スポーツニッポン京都金杯金杯・西)

◎オレハマッテルゼ(福永)
アルビレオ(岩田康)
マイネルハーティー(安藤勝)
エイシンドーバー(川島)
×ディアデラノビア武豊

このレースの予想は「アルビレオキネティクスはどちらが強いのか?」というところから始まった。どちらもオープン〜GⅢでは勝ち負けに持っていける馬だ。今回は昨年の京都金杯を踏まえてアルビレオを上位と取った。そうすることでニューベリー(四位→柴原のスイッチは客観的にマイナスだ。って以前にも書いたことあるなこれ)、ウインクリューガーも切ることができる。
一方、マイネルハーティースワンSで初めてペールギュントに先着。これはペールギュントノド鳴りが影響しているみたいだ。「治っている。いいよ」と陣営が言っても鵜呑みにできないのはダイワメジャーの示すとおり。今回はマイネルハーティーを上位とする。
また、エイシンドーバーディアデラノビアは実力の底が割れていないだけに、きちんとケアする必要がある。
◎はオレハマッテルゼとした。安田記念は先行勢大崩れだったので(唯一粘ったのがサイレントウィットネス)仕方ない。他は京王杯SC2着など安定して強い。あとは初騎乗のマイラー福永が無事に乗りこなすだけ。