Jazztronik「七色」についての私見

発売は2004年2月。その頃はDCPRGばっかり聴いていたような気がするな。
タワー香椎浜にあったのが紙ジャケだったので(タワー福岡のは違ったような気がする)即買いしました。今日の話なので、全体を通しては1回しか聴いてないのですが。
「七色」というタイトル曲がすごく良くてびっくりしました。歌詞の解釈は幅広くできるし、ヴォーカルもスムーズ。結局は「七色にきらめく世界」に行き着く訳で、いろいろあるけど結果的には良い方にいけるのかな。本作をもじれば「いけるかしら いってみせる」というところですね。
あとは「Arabesque」で元G-CLEFの(一般的には映画「冷静と情熱のあいだ」でチェロを弾いていたといった方が通用するかな)柏木広樹がチェロを弾いているのが泣かせます。しかもこの曲が葉加瀬太郎に提供されたというのが何かの因縁でしょう。あと「侍」はひたすらかっこよいですね。
全体として野崎良太なる人物がピアノの音域の低いところを弾きまくっているのが印象的です。底からアクティヴになれますね。どおりで非常に楽しい1日だった訳ですよ。