PSY・S「LIVE PSY・S NON-FICTION TOUR ’88-’89/PSY・S 4SIZE [DVD]」についての私見

PSE法が施行されることを知ってから、PSY・Sをまた聴いてみることにしました。PSY・Sは昔から好きだったので、今更書くのも恥ずかしい気がしますが…。シティーハンターの主題歌になった「Angel Night 〜天使のいる場所」の収録された「NON-FICTION」というアルバムが好セールスを記録し、それを受けてのツァー、あるいはそれらのPVです。

松浦雅也とチャカによるレコーディングワークとは違い、こちらは南流石の振り付けが彩り以上に働いています(実際にステージにも上がっている)。あと「景色」などでは壮大な仕掛けなどもあり、単なるレコーディングアーティストではなかったんだな、とビックリしました。
あと当たり前の話だけど、名曲だらけです。「電気とミント」という曲はあまり好きではないのだけど、このライヴパフォーマンスを観せられたら首肯せざるをえませんでした。
一方Bサイドのクリップ集にもLive PSY・Sが出演しており、チームワークの良さを裏付けています。
これは一生モノになりそうです。DVD化してくれて本当にありがとうございました。

ボクとPSY・Sのあいだにある話

ボクは「いままでに好きだったアーティストは?」という質問をされたときに、TMN(あるいはTM NETWORK)と答えることはあってもPSY・Sだと答えることはここ10年してませんでした。「サイズ」と口に出したときに普通名詞のように聞こえるし、スペリングの話とか有名な曲の話とかをするのが面倒だったからです。
きっかけは小室哲哉のような天才キーボーディストが他にもいるぞ、という噂を聞いたからです。それが松浦雅也だった訳です。聴いていくと、小室がやってたことを先にやっていたりして。それでハマリました。チャカの歌のうまさなんて二の次でした。ただそれくらい松浦のサウンドにしっくりはまっていたということなんですよね。
90年代以降はサウンドが落ち着いていき、「Emotional Enginee」で突然これまでを総括するようなオリジナルアルバムを制作して、1996年(確か)に解散してしまいました。KRYZLER & KOMPANYとか、bridgeとかと同時期だったと記憶してます。
自分の根本(エッセンシャル)なんで、話すのはくすぐったいですね(苦笑)。