第133回九州大学マンドリンクラブ定期演奏会についての私見

聴きに行くのは2年ぶりみたい。今回の目的は4年に1度の「都府楼」です。
3部構成のステージ、1stでは弾けているのに縦が揃ってないなどもったいない箇所があったのだけど、いま思えば単なる緊張です。3曲も作って大変だったと思います。お疲れさまでした。
2ndは新進邦人作曲家の曲。バロックと現代音楽を折衷させた(最近流行りといえば流行りの)パターンです。管楽器と打楽器を使わないため、純粋にオケの技量が問われるのですが、うまいですねぇ。「瑞木(みずき)の詩(うた)」という曲で、木々の生命力を描いたものだそうです。ボクはそのときみずきちゃん元気かなぁと考えていました。そう想いを馳せることができるというのは良い演奏だったということなのだろう。
Mainが都府楼。席を前に陣取って聴く。
…すごい。指揮者がタクトを振る、するとそのアクションにぴったりの音が奏でられる。一部音の取り方で笑ってしまいましたが(ゴメンね。本当に面白かったのだ)、確実に弾きこなす演奏力とそれ以上の「想い」があって、すごく感動しました。
アンコールがYMOのライディーン。前の席に移ってたせいでドラム(なぜステージにあるのか、最初から気になってた。そういうことだったのね)を誰がどう叩いているのか判らなかった(苦笑)。みんな楽しそうで良かったです(YouTubeで観たやつを思い出した)。
ボクは挫折して、回り道をしました。だけど、マンドリンをやってたことは間違ってなかった、すごいよ君達、すごいよワシ。そう思いました。
また機が熟せば聴きにいきたいと思います。4年生をはじめみなさんお疲れさまでした。ありがとう。