デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン「フランツ・カフカのアメリカ」についての私見

DCPRG、オリジナルとしては「構造と力」以来3年半ぶりの3rdアルバム。それまでの間に福岡では岩田屋にあったヴァージンメガストアが潰れ、タワーレコードがショッパーズからソラリアに移転して、香椎浜にもできた。競馬ではシンボリクリスエス秋天有馬記念を連覇し、ディープインパクトがデビューし、引退した。ボクは広島までのこのことDCPRGのライヴを2度見に行った。1度目の次の日にコスモバルクセントライト記念をレコードで優勝し、2度目の次の日には福岡に戻らず、大阪・京都の旅に出た。
…ほんと3年半のあいだ、いろいろあったなぁ。
今作を最初に聴いたときには(例によってCD店からの帰りの車の中だった訳だけど)「…大変なことになってるなぁ」と思いました。だって1曲目から20分以上ある(苦笑)。前にライヴに行ったときにもう曲ができてて「花旗」などは「あぁ、聴いたなぁ」と思い出しました。「フォックス・トロット」が最もポップ(語弊のある言い方だけど)かなぁ。
しかし2回目3回目と聴いていくと面白いです。寝る前や本を読みながら聴きました。前聴いたときと耳が拾う音が違うので、曲の違った面が見えてきます。なんかキュービズムみたい。これまた数ヶ月、数年と長い間飽きることなく楽しめそうなアルバムですね。リリースツアーが楽しみです(ようやく福岡で観れる!)。