2007-01-01から1年間の記事一覧

「読みにくい名前はなぜ増えたか (歴史文化ライブラリー)」についての私見

最近、人の名前が大変読みにくいことについて憂慮した著書。ソフトカバーとページ数の割りに若干高めですが(まぁこれは需要の関係だろう)、快著です。 読み方ですが、TWO-MIXのルビを経験した世代としてはなんでもありなんですけど(苦笑)、人の名前とい…

Southbound Excursion of JRA

http://blogjra.boxerblog.com/tt_rittou/2007/08/post_f46d.html 小倉開催に合わせて、JRAのターフトピックスのリポーターの田川惠理嬢が九州の競馬の魅力を伝えようといろんなところを訪れている。最初は小倉競馬場、次が宮崎育成牧場(旧宮崎競馬場)、そ…

FLOW「Answer」についての私見

「探偵学園Q」主題歌。しかも典型的な4つ打ちポップチューン(苦笑)。これを作ったのが「贈る言葉」をカヴァーしたあの人々とはにわかに信じがたく、さすがソニーだと思いました。シンコペーションも効果的で、フックの効いた旋律も推進力をもってます。…

瀬尾まいこ「天国はまだ遠く (新潮文庫)」についての私見

この人の本を読むきっかけになったのが「幸福な食卓」という映画がとても良くて(「ライフ」の北乃きい嬢はちょっと辛くて観てられない。役が痛すぎる、むごい。でもそこまで気持ちが揺り動かされるというのは、それだけすごい役者ということなのだろう)、…

FictionJunction YUUKA「circus (DVD付)」についての私見

すみません、手をケガしていて書けませんでした。 前作(1st)が意外と散漫な内容だったため買うのが戸惑われた2ndですが、「荒野流転」をはじめとするシングルの出来が良かったため、やはり買うことにしました。 今作の出来はとても良く、1つのポップスア…

葉加瀬太郎「タイムメッセンジャー」についての私見

「SONGS」所収。 最初にこの曲を聴いたのは「image」のツァーのときでした。すごく景気の良い音楽が原田大三郎さんのCGをバックに奏でられました。Bメロが安室奈美恵の曲っぽくて、サビに行くところで「My Relovution」のコード進行をそのまま使うという…

映画「舞妓Haaaan!!!」についての私見

もともと宮藤官九郎のドラマがスロースタートで、最初は視聴率が悪くて、評判になった頃に最終回を迎えて、ヴィデオ化されたときにものすごい回転率になるパターンがほとんどだと思います。今回は映画だから、一発で結果を出す必要があったと思われますが、……

STUDIO APARTMENT「FOR HER,FOR HIM,FOR YOU」についての私見

ボクはJazztronikの新譜(「Grand Blue(初回限定盤)(DVD付)」)を買いに行ったつもりなんですけど、隣にスタアパのCDが置いてあったのでこっちも買いました。CD屋から帰る車でどちらを聴くか考えたけど、スタアパにしました。Jazztronikは音楽の振り幅が…

第48回宝塚記念(GⅠ)

予想 ◎ダイワメジャー(安藤勝) ○ウオッカ(四位) ▲アドマイヤムーン(岩田) △スウィフトカレント(横山典) ×メイショウサムソン(石橋守) 見解 このブログを始めてもう3年以上経ち、宝塚記念について書くのも4回目になります。これまでの3年で2回…

石川智晶「アンインストール」についての私見

この人とボストンの新譜はいつ出るか判らない。今回も気がついたら出ていました。そしてすごくいい曲でした。 石川さんが稀代のヴォーカリストであるというのは何度か書いてきたけど、この曲ではその魅力が存分に発揮されています。イントロのア・カペラで鳥…

映画「そのときは彼によろしく」についての私見

http://www.sonokare.com/原作を読んだときから「観に行こう」と思っていました。いや、もともと観に行くつもりで原作を読んだのかもしれない。今となってはどうでもいいけど。 「ここに辿り着くまでいろいろあったけど、無駄な時間なんて少しもなかった」と…

ほたるを見てきた

職場の宿直のおじさんが蛍を見に行ってきたというので、「まだ大丈夫なんですか?」とおいらが訊いたら「まだ大丈夫だよ」とのことなので、見に行ってきました。おいら史上初。あんなにきれいだとは思いませんでした。

ただいま勉強中

来週の日曜に漢字検定があるので、1日数時間机に向かっています。2級は高校生の時に取っていて、返す刀で準1級を!と思ったのだけど7点足りずに落第。今はその十数年前の落し物を取りに行こうとしている訳です。 しかしなぁ…。8割できないといけないの…

第74回日本ダービー勝ち馬「ウオッカ」についての私見

今日のレースのウオッカは本当に強かった。ボクは小倉競馬場でレースを観ていたのだけど、入線後、周りに期せずして歓声と拍手が起こっていた。上がり3Fは33秒フラット。最後方のドリームジャーニーよりも速い上がりで駆け抜け、2着のアサクサキングスに…

第74回東京優駿(日本ダービー、JpnⅠ)

◎フサイチホウオー(安藤勝) ○ヴィクトリー(田中勝) ▲アドマイヤオーラ(岩田) △ドリームジャーニー(蛯名)今回の予想のポイントとなるのが「ウオッカの取捨をどうするか」ってことなんだけど、おいらはあえて無印としました。かつて秋天でテイエムオー…

第68回優駿牝馬(オークス、JpnⅠ)

ここ最近波乱となっているGⅠにおいて、今回ばかりは堅いのではないかと思っていた。しかしダイワスカーレットが熱発回避(ちなみに人間が風邪を引いて熱を出すことについても「熱発」と呼んでいるが、どうも競馬人だけらしい)。そうなると必然的に残るのは…

島本理生「ナラタージュ」についての私見

青葉賞でナタラージャが予後不良になったとき、ボクは「そういえばそういった本があったっけ」と思い出しました。ナタラージャ(Nataraja)とはインドのダンスの神様であり、ナラタージュ(Narratage)とは主人公のナレーションをモンタージュで作り上げたもの…

第12回NHKマイルカップ(JpnⅠ)

◎イクスキューズ(横山典) ○ローレルゲレイロ(藤田) ▲シャドウストライプ(安藤勝) △アサクサキングス(武幸) ×ダイレクトキャッチ(北村宏)たまに先週のように競馬の予想を書いたらああいった結果になるからなぁ(苦笑)。2着馬は結果が判っていても…

DCPRG、活動終了

http://www.kikuchinaruyoshi.com/dernieres.php?n=070430215537ボクがDCPRGを知ったのは2003年の秋です。当時はトミフェブがヒット曲を連発していた頃でした。そこでそれ以前から80年代ポップを範とするSPANK HAPPYというグループをやっている菊地成孔とい…

第135回天皇賞(春)

◎アイポッパー(安藤勝) ○マツリダゴッホ(横山典) ▲デルタブルース(岩田) △ネヴァブション(北村宏) ×ダークメッセージ(佐藤哲)GⅡ連勝ということで一応アイポッパーに◎を打ったけど、7歳馬というのが少しだけ引っかかる。しかし長距離は騎手の腕が…

市川拓司「そのときは彼によろしく (小学館文庫)」についての私見

村上春樹の「僕」という人物はとても愛されているように思えます。村上さんの小説世界は別の次元へ行ってしまったけれど、近年、片山恭一や大崎善生など、フォロワー(と呼ぶには10年以上遅れて登場しているのだが)的な作家が登場するようになりました。市…

DCPRG@福岡 (2007, Apr, 17th)

セットリスト 1.ジャングルクルーズにうってつけの日 2.競売ナンバー49の叫び 3.ワシントンDC 4.フォックス・トロット 5.プレイメイト・アット・ハノイ 6.ヘイ・ジョー 7.花旗 EN1.泣きたくなるような安っぽい話し 私見 DCPRGのライヴに行く…

デートコースペンタゴン・ロイヤルガーデン「フランツ・カフカのアメリカ」についての私見

DCPRG、オリジナルとしては「構造と力」以来3年半ぶりの3rdアルバム。それまでの間に福岡では岩田屋にあったヴァージンメガストアが潰れ、タワーレコードがショッパーズからソラリアに移転して、香椎浜にもできた。競馬ではシンボリクリスエスが秋天と有馬…

「セクシーボイスアンドロボ」第1回

大後寿々花嬢がフロントローに抜擢されるというだけで観るドラマ。ボクは彼女を「SAYURI」の予告篇(「チャーリーとチョコレート工場」を観に行ったときにやってた)で観たときに、「すげぇかわいい、てゆーか美人だなぁ」と思った衝撃はチョコレート工場の…

「一瞬の風になれ」、本屋大賞受賞

http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/entertainment/20070405ij21-yol.html うーん結局これより面白い小説はなかったのかという落胆の気持ちがあるけど、佐藤さんはすごかったということで。おめでとうございました。 てゆーかおいらベタ褒めしてました(…

村上春樹「遠い太鼓 (講談社文庫)」についての私見

数年前に一度ボクはこの本をブックオフで400円で見かけました。その当時「100円で見つからないかなぁ?」と思って買うのをやめたのでした。その後なかなか見つからず、最近ようやく400円で見つけて買うことができました。定価は800円…ぐらい(苦笑)。 これ…

足かけ3年の懸案事項について

昨日手紙を出している相手に会ってきた。よく知っている人に「はじめまして」と挨拶するのはオフ会でもあったけど、今回は1対1のコミュニケーション。本当に緊張した。 実際とても感じの良い人で、相手の価値観との違いがあって、そこになんとか共通点を見…

競馬の国内重賞の表記が変わる

http://www.sankei.co.jp/sports/sports/070323/spt070323001.htm 今年から日本も世界の競馬の一流国と認められました。しかし、「G」とつけていいのは国際レース(ジャパンカップ、宝塚記念など)だけだというお達しがでました。つまり、ダービーなどに「…

第37回高松宮記念(GⅠ)

◎エムオーウイナー(小牧) ○プリサイスマシーン(安藤勝) ▲スズカフェニックス(武豊) △アンバージャック(横山典) ×ビーナスライン(秋山)小牧太にGⅠ制覇のチャンスがやってきた、と思った。小牧騎手はスタートがうまく、直線の追いなどはすばらしい…

第10回黒船賞についての私見

高知といえば「海がきこえる」と「広末涼子」と「高知競馬」だ、というのが一方的なボクの私見です。「海がきこえる」は高知を舞台とした青春小説の傑作ですし、ヒロスエは省略(苦笑)。 ボクは競馬場のある街に住むのが夢だったので、地方競馬ながらも競馬…